相続

のこされた家族が相続税に困ったり、
遺産分割でトラブルにならないよう、
あなたの想いをのこしておきましょう。

大切な家族のために

  • あまりまとまった遺産はないから、
    うちの家族には関係ないかも…?

相続の現状について

裁判所への相続関係の相談は年々増えています。

2010年度の裁判所への相続件数は13,597件でしたが、相続件数は増加傾向にあり2022年度は16,687件でした。

出典:
裁判所「令和4年度 司法統計年報(家事事件編)」

相続トラブルはお金持ちだけの話ではありません。

相続トラブルが起こった約76%が5,000万円以下の相続でした。相続金に対して相続トラブルが起こった割合は1,000万円以下が33.5%、5,000万円以下が42.8%、1億円以下が11.7%、5億円以下が7.6%、5億円を超えるが0.7%、算定不能・不詳が3.7%でした。
出典:
裁判所「令和4年度 司法統計年報(家事事件編)」

相続ポイント

相続をスムーズに進めるために大切な3つのポイント

  • POINT01

    遺産分割

    大切なご家族のことを思いやり、遺産分割の方向性をあらかじめ決めておくことが大切です。

  • POINT02

    現金の準備

    いざという時すぐに使えるお金をしっかりと準備しておくことが大切です。

  • POINT03

    相続税の評価

    まずはご自身の財産がどれくらいあるのかを把握し、相続税がかかるかどうかを確認することが大切です。

POINT01

遺産分割準備

「誰に」「何を」「どれだけ」のこすか考えておきましょう。

生命保険の活用

お金に宛名をつけられます。生命保険の場合、死亡保険受取人をあらかじめ指定するため、将来誰がどれだけ受け取るのか決めておくことができます。

遺言の作成

ご自身の財産の分け方は、遺言で自由に決められます。

  • 法定相続分にこだわらない遺産分割

  • 個々の財産の具体的な割り振り

  • 相続人ではない方にも遺産の承継が可能

POINT02

現金の準備

相続発生後、すみやかに使えるお金を確保しましょう。

生命保険の活用

生命保険は原則、遺産分割協議の対象とはならないため、受取人からの請求により比較的すみやかに支払われます。(5営業日程度)

POINT03

相続税の評価

万が一の場合に相続税がかかるか、ご自身の資産を把握しましょう

相続税の基礎控除

相続税には、一定額まで非課税となる基礎控除があります。

3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数
基礎控除額

<例>法定相続人が配偶者と子2人の場合

3,000万円 +(600万円×3人)

基礎控除額
4,800万円
  • 対策1

    生前贈与を行う

    「生前贈与」を行った場合、相続税の負担が軽くなります。贈与には「贈与者(あげる人)」と「受贈者(もらう人)」の意思表示が必要です。
    受贈者に贈与税の支払いが生じますが、受贈者1人あたり110万円までは、贈与税がかかりません。

  • 贈与者(あげる人)→受贈者(もらう人)

対策2

死亡保険金の非課税枠を活用する

生命保険の契約者・被保険者が被相続人で、死亡保険金受取人が相続人の場合、保険金のうち一定の金額までは非課税となる税制上の優遇措置があります。

500万円×法定相続人の数
  • すべての生命保険契約の死亡保険金を合算。
  • 契約者と被保険者が同一で、死亡保険金受取人が相続人の場合、非課税枠の適用が可能です。

相続前の準備・資産運用等、取引店窓口にお気軽にご相談ください。

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